突然ですが東京ディズニーランドや東京ディズニーシーに訪れたことのある方は全国にもたくさんいるかと思います。ですがディズニーリゾートの周辺をぐるりと一周お散歩したことがある人は少数派ではないでしょうか。
今回はそんな夢の国の雰囲気を味わいつつ、海沿いならではの潮風を感じながら歩くことができる贅沢すぎるお散歩コースを紹介していきます。実際に行かなければ知り得ない情報や空気感をできるだけリアルにお伝えしていきますのでぜひ最後までご覧ください。
ランドやシーの人気アトラクションや、パークを取り囲むホテル群たちも間近に見ることができて興奮の連続でディズニーファンは特に必見のコースですよ。
それでは今回も爽やかにスタートしていきます。
ディズニーリゾートの玄関口「東京ディズニーリゾート・サインモニュメント」から散歩スタート!
こちらは車でディズニーリゾートへ来たことがある方ならお馴染みではないでしょうか。個人的にはこのモニュメントを見ると一気に現実世界から夢の国へと誘われる感じがします。本日はここから出発して時計回りに散策してまいります。
みなさん知っていましたか。こちらのモニュメントの正式名称は「東京ディズニーリゾート・サインモニュメント」というそうです。恥ずかしながら私は今回初めて知りました。
道中では常にと表現してもいいほどにヤシの木と一緒にお散歩することになります。等間隔で並んだヤシの木がリゾート気分を非常に盛り上げてくれるのでナイスな脇役です。
東京ディズニーランドホテル
早速「東京ディズニーランドホテル」が姿を現しました。エントランス前の花壇を含めた植物たちの雰囲気はさすがといったところで息を飲むくらいの美しさでした。門構えからして格式高いイメージがしてなんとも上品な気分に浸れます。
早くも一流の世界観に浸って夢見心地になってまいりました〜。
BON VOYAGE(ボン・ヴォヤージュ)
続いて左手に「ボン・ヴォヤージュ」が見えてきました。
こちらは国内最大級のディズニーショップで筆者も何度も訪れていますが、ここの興奮に勝る店舗は他にないほど店内の世界観も抜群に洗練されています。
ちなみに画像で確認できる歩道橋はディズニーランドのエントランスへと繋がっています。この歩道橋を渡っているだけでワクワクするのはきっと私だけではないはず。でも同じ道なのに帰りは無性に寂しくなるんですよね。
BGMがうっすらと聞こえてきます。これはスプラッシュマウンテンの音楽かしら。
ちなみにローマ字表記では「BON VOYAGE」
こうして写真に撮っていてあらためて気づいたのですが看板がこんなかわいいギフトラッピング的な雰囲気になっていたんですね。こんな発言をしているとモグリだと完全にバレてしまいますがそれでもディズニーは好きなので全身でリゾートシャワーを浴びます。
舞浜駅前
左にはディズニーリゾートのメイン玄関口ともいえるJR舞浜駅ロータリーが姿を現します。駅に降りた際の独特な高揚感は他の駅では味わうことができない感覚でしょう。
ちなみにディズニーでお馴染みのこちらは舞浜駅南口ですが、反対側の北口の様子をご覧になったことはありますでしょうか。以前、京葉線の葛西臨海公園駅から舞浜駅まで散歩した際の記事にて紹介しておりますので気になる方はぜひ一度チェックしてみてください。
IKSPIARI(イクスピアリ)
舞浜駅ロータリーから少々歩いたところに建物が見えてきました。こちらは「イクスピアリ」で映画館も併設された複合施設となっており、舞浜を代表するような大型ショッピングモール。ショッピングやお食事まで幅広く楽しむことができるのであらゆる年齢層から支持されています。
イクスピアリの魅力的な景観にうっとりと見惚れつつてくてくと歩いていきます。左に見えている建物群にはそれぞれショップが一軒ずつ入っておりお買い物やお食事を楽しむことができます。
個人的におすすめショップがありまして、エスニック系のファッションや雑貨が昔から好きで、この一角に入っているチャイハネにはマストで立ち寄ります。世界各国からインスピレーションを受けた素敵なお洋服や雑貨(帽子・ピアス・ブレスレット等)がたくさん並んでおり、なおかつコスパも最高なのでみなさんもぜひチェックしてみてください!
スタッフさんも元気がありいつも気持ちの良い接客をしていただける活気のあるお店なのでハピネスな気持ちになれること間違いなしです。
ディズニーアンバサダーホテル
イクスピアリの建物群が終盤に差し掛かった頃に現れたのが「ディズニーアンバサダーホテル」いずれは宿泊してみたい憧れホテルのひとつ。ちなみにイクスピアリ裏手から外へ出ると同ホテルの中庭へ行くこともできます。ベンチもあるのでお買い物に疲れたらちょっとひと休み。なんてこともできますので覚えておいて損はなしです。
しばらく進むと横断歩道の先になにやら気になる巨大なモニュメントが。信号を渡って近くで見てみましょうか。こういう巨大な建造物はワクワクするので個人的に大好物です。
浦安市運動公園
「浦安市運動公園」の入口にそびえ立つこちらのモニュメントは「躍動の門」と名付けられた作品でなんと全長16mもあるそう。下まで行くとスケールの大きさに圧倒されます。ちなみにこの門をデザインしたのは太陽の塔でお馴染みの巨匠岡本太郎氏ということ。
躍動の門を右方向に進むとまたまた信号が出現。このまままっすぐ進むとディズニーシーのエントランスになりますが、今回はその周りのお散歩が目的なので左へ曲がってみます。チケットさえあればひとりであろうが迷わず直進するところですが…あぁ、インパしたいなぁ。
相変わらずヤシの木と一緒に歩いていきます。あらためて現在の位置関係を説明しますと左は浦安市運動公園で右はディズニーシーといった感じです。
公園内にはスケボーパークなど珍しい施設がありみなさん気持ち良さそうにプッシュしていました。意外なことに舞浜はスケーターにとっても憩いの場になっているようです。私も若い頃少しだけやっていて最近運動のために再開しました。
しばらく進むと大きな陸上競技場がありその先には「スパ&ホテル舞浜ユーラシア」の建物が見えていますね。こちらも以前から気になってはいるものの訪れるチャンスを逃しているため、いずれスパだけでも十分なので利用してみたいです。
信号を渡って右方向に進んでいきたいと思います。都内からほど近くで潮風に当たりながらまったりとお散歩できるという南国的なロケーションは非常に貴重な場所ではないでしょうか。めっちゃ気持ちいいです。
海沿いの爽やかな心地よさを感じつつ歩いていると…あれ…
視線の先に怪しくそびえ立つなんとも不気味なタワー
辺りは一気に不穏な空気に包まれます。
あのタワー・オブ・テラーとSSコロンビア号がこんなにも近くに!
不気味な存在の正体はなんとディズニーシーの人気アトラクションタワー・オブ・テラーの建物でした。このように裏側から見る機会はなかなかないのでかなりレアなのではないでしょうか。
そしてこの先の方にはお馴染みのあの船の姿も。
先に見えている巨大な船を無我夢中で追いかけているとディズニーリゾートラインの車両がすり抜けていきます。ミッキーの窓枠が非常にチャーミングなモノレールでリゾートを囲むようにしてパークへ行く人々の夢を今日も乗せています。
なんと!あのSSコロンビア号がこんなにも間近に現れました。ここまで歩いて来た甲斐を十二分、いや二十四分ほどに感じることができます。細部まで作り込まれた造形美に目を奪われしばしこの場を離れることができませんでした。ホントに今回は超贅沢な散歩ですね。感無量です。
SSコロンビア号を横目に眺めつつスローブを上がってみました。土手の上にはこんな感じで整備された散歩道的な場所があり、わんちゃんのお散歩やジョギングなどを楽しむ人の姿もちらほら。どこを見渡してみても絶景でもう一生ここから離れたくないような気持ちにさせます。
冬真っ盛りの2月で海から直接吹きつける風が容赦なく全身にぶつかってくるということもあり正直なことをいうと寒さが身に染みます。しかしながら、季節感をダイレクトに感じることは今現在しか体験できないことです。そんな喜びを身体いっぱいに噛みしめます。
視線を左に向ければ雄大な海の景色が広がっています。この上なくシンプルだけど最高すぎるロケーションで心が洗われます。
センター・オブ・ジ・アースのプロメテウス火山
センター・オブ・ジ・アースがあるプロメテウス火山や、アメリカンウォーターフロント内のケープコットの建物なども見えました。シー内部の姿が見えるたびに私の鼓動が自然と高鳴ります。爽やかな空模様と絶妙にマッチしていますね。
こちらのスローブを上がってきましたが再び下まで降り、これまで来た道を進んでいきたいと思います。個人的にはこちらのスポットが今回の散歩道の中で最もおすすめです。
実は私は数えきれないほどこの場所へ来ているのです楽しみ方をひとつ紹介します。なんとこのSSコロンビア号のデッキ上にいる人たちと手を振り合えることがあるのです。なんだかすごくハートウォーミングな瞬間で人とのつながりを感じることができるので甲板に人がいたらぜひ大きく手を振ってみてください!
残念ながらこの日はデッキに人がいなかったので手を振ることはできませんでしたが、パーク内にいる人々と心が通い合える。そんなとっておきの癒やしスポットです。
興奮冷めやらぬままに先を進んでいきます。右に見えているのはポートディスカバリー内にあるアトラクションアクアトピアの建物ですね。
探査機?が水上を縦横無尽に駆け回って次はどこに行くのだろうという予測不能なスリルはこのアトラクションならではの醍醐味ですね。夜にライトアップした際は一際近未来感が増して異次元へと連れて行ってくれます。
個人的に好きなアトラクションのひとつです。あぁ、乗りたい。
しばらく歩くと右手に何やらホテルと思しき大きな建物が見えてきました。ぐるっとリゾートの周りを一周するのであればこのまま直進するところですが、今回はディズニーリゾートライン(モノレール)に沿って進んでいきましょう。なので先に見えている横断歩道を渡ります。
リゾートラインと並走しながら進んでいきます。
右に見えている遺跡はロストリバーデルタ内の「インディージョーンズ」
ジープには載っていませんがリゾートの周りを散歩しているこちらも気分はさながら冒険家です。
こうして後ろから建物の姿を見る機会はこの場所まで来ないと味わうことができないので満足感を抱きつつヤシの木と共に探検を続けます。
シェラトン・グランデ・トーキョー・ベイ・ホテル
先ほど見えていた建物の正体は「シェラトン・グランデ・トーキョー・ベイ・ホテル」でした。
目の前に立ってみると建物の大きさに圧倒されるのですが、巨大な建造物がS字にカーブしている姿も必見です。こちらもいつか中をお散歩してみたいものです。
ベイサイド・ステーション駅
すぐ横にはディズニーリゾートラインが人々の会話を遮ることなく静かに走行しています。こちらの駅はベイサイド・ステーションで、先ほどのシェラトンなどのホテルはこの界隈に集中しており、駅前からは各宿泊施設の送迎バスなども運行しているみたいなので詳しくは各ホテルの情報をチェックしてみてください。
ディズニーシーで今最もホットな話題であろう新テーマポート「ファンタジースプリングス」の開発が着々と進められています。
誕生に向けての大規模拡張工事でなにやら巨大な建物を建設していました。一体何ができるのでしょうか。
2023年にオープン予定とのことなのであと1年ほどでお披露目になりますね。今から楽しみです。
こちらはベイサイド・ステーション前の様子。ヘルメット姿の工事関係者の方々が多く出入りしていました。すれ違う業者の方々へ「お疲れ様です」と心の中で挨拶しつつ先へ進んでいきます。
ホテルオークラ東京ベイ
ベイサイド・ステーション前を少し先へ進むと現れるのが「ホテルオークラ東京ベイ」
ホワイトを基調とした門構えが格調高い印象でエレガント度が他のホテルを圧倒しておりました。
トイ・ストーリーホテル
こちらは建設中で柵がしてありますがこちらは「トイ・ストーリーホテル」の入口ですね。2020年4月5日オープンということなのでもう少しで開業となります(記事執筆2022年2月現在)
通路脇にあるカラフルな街灯たちも作品の世界観を忠実に再現しており見ているだけでテンションが上がります。ついつい柵越えをして中を覗きたい気持ちになってしまいますが我慢我慢。
公式スペシャルサイトもなかなか凝った作りになっているので一見の価値ありです。
それではリゾートラインに沿って少し進んでいきましょう。右手にまたホテルと思しき建物が見えてきましたね。あの建物は何でしょうか。
グランドニッコー東京ベイ 舞浜
「グランドニッコー東京ベイ 舞浜」でした。
シンプルながらオレンジを基調とした表情がビーチサイドのサンセットを思わせます。それにしてもリゾート周辺は一流ホテルばかりで外観を見ているだけでも本当に目の保養になります。
こちらも建設中の新テーマポート部を写した画像です。一部の足場が取れていて外壁のデザインがあらわになっていますね。画像から見てとれるのはパステルカラーの建物ということ。意味するものは一体…
建設中の施設に後ろ髪を引かれる思いですが日も暮れ始めてきたのでこのまま先に進みます。横断歩道が見えてきますので信号を渡って右折していきます。
東京ベイ舞浜ホテル
曲がるとすぐのところに「東京ベイ舞浜ホテル」があります。円形の建物が特徴的です。
このまま道なりに進んでいきます。
東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート
右手には「東京ベイ舞浜ホテルファーストリゾート」
こちらが今回の散歩の道中で出会う最後のホテルとなります。
こちらは今回のお散歩で最後の直線になります。相変わらずヤシの木が等間隔で並んでおり、リゾート感を抜群に演出しております。風で葉が揺れている姿がより雰囲気を加速させてくれます。
かなり小さいですが先の方にディズニーランドの「スペースマウンテン」らしきものが見えました。
前方にはスタート地点のサインモニュメントがうっすらと見えてきました。
ということでディズニーリゾートラインに沿うようにしてぐるっと一周してきました。今回紹介したコースを歩くとなるとゆっくりペースで2時間ほどの道のり。健康作りのためのウォーキングコースとしては最適ではないでしょうか。
インパができなくてもパークの雰囲気を外から味わうことができたり、雰囲気満点の一流ホテル群たちを眺めることができたり、良いことづくめなお散歩コースなのでみなさんにも自信を持っておすすめすることができます!
機会があればぜひディズニーの世界観に浸りつつ潮風に当たってまったり舞浜散歩をしてみては。
本日もさんぽたびより(散歩旅日和)でした!