【一駅散歩】総武線の錦糸町駅から両国駅まで歩いてみました

東京エリア

一駅だけ散歩しようというこのシリーズ。早くも3回目を迎えようとしています。前回に引き続き今回も総武線にフォーカスしていきます。前回は亀戸から錦糸町まで歩いたので、今回は錦糸町を出発して両国国技館のある相撲の街として有名な両国をゴールにします。

錦糸町駅前から両国駅を目指して一駅散歩スタート!

旅のスタートは錦糸町の北口から。前回の終着点が南口だったので今回は反対側の北口から。

駅を出ると左手に「アルカキット錦糸町」という大きなショッピングビルが姿を現します。筆者もよく利用するのですが、ワンフロアを丸ごと使用したダイソーは圧倒的な品揃えのためここに来れば大抵100均で欲しいものは手に入ります。

このモニュメントは一体何を意味するのでしょうか。調べてみたところ「ECHO(エコー)」という名の作品でアメリカ出身のアーティストが制作したものらしく、後述しますが錦糸町は音楽の街としても知られており、この独特な形は2つのヘ音記号がモチーフとなっているそう。

アルカキット沿いに歩いていくと交番が見えてきます。左に曲がります。

今回は北斎通りと呼ばれる大通りをひたすらにまっすぐ進んでいきます。葛飾北斎にゆかりのあるこちらの通りには一時期話題になった北斎美術館があります。後ほど通っていきますのでお楽しみに。

アルカキットの反対側の通りには2021年11月19日にオープンしたばかりのドン・キホーテがありました。店内は若干コンパクトな作りで扱っている商品はアニメ系などニッチなものも多数取り扱っており、時間に余裕のある方は隣駅である亀戸の店舗が品数も多いのでそちらもオススメです。

このまま進むと「すみだトリフォニーホール」と呼ばれる音楽施設があり、あの有名な指揮者の小澤征爾さんのもとで設立された新日本フィルハーモニー交響楽団の拠点としても知られています。なぜ錦糸町にと思うかもしれませんが、音楽都市にするという構想のもとに実現した施設なのだそう。この歴史を知ってから先述のモニュメントを見ると腑に落ちる気がします。

わかりやすい現在地のマップがありましたのでこちらを参考にさせていただきます。

トリフォニーホールのエントランス。建物も現代的な雰囲気で

先述したトリフォニーホールの大ホールには巨大なパイプオルガンがあります。幼少期に訪れた記憶がありますが子供ながらにその大きさに圧倒されました。改めてあの時の音を聞きたいです。

このまま北斎通りを進んでいきましょう。

先ほどの横断歩道を渡った先の様子。大横川親水公園が両サイドに見えてきます。こちらは木場側ですかね。

押上側の親水公園の様子。青空にスカイツリーが映えており良い旅になることを告げているくれているよう。公園を歩いてスカイツリーまでお散歩というコースもなかなか気持ちよさそうですね。近いうち私も歩いてみたいと思います。

さて、北斎通りを進んでいきましょう。イエローに輝く一際目立つ物体が先にあるなと思いながら近づいてみるとピカチュウの自販機でした。世代にもよると思いますが永遠のアイドルとして今後も君臨し続けてほしい存在です。

通りにはこんな看板がありました。記述によると平成6年に北斎通りという名称になったようで、彼自身はもともとこの辺りに住んでいたようです。そんな軌跡を感じることができるのが今回の一駅散歩の醍醐味のような気がします。ファンにとってはたまらない通りと言っても過言ではないでしょう。

錦糸町から北斎通りを進んでいきます。

ムーミンの公式ショップがありました。私も以前訪れた際にはムーミンが刻印された非常にキュートなレザーブックカバーを購入させていただきました。ムーミングッズは国内で一番の品揃えだそうです。

しばらくすると十字路が現れますがこのまままっすぐ進んでいきます。角に見えているのは「shake tree」というボリュームたっぷりのハンバーガーが看板メニューの有名店。以前から気になってはいますがまだ訪れたことがないのでぜひ一度味わってみたいです。

どんどん進んでいきます。

すみだ北斎美術館前に到着

今回のお散歩ではメイン級の施設である「すみだ北斎美術館」に到着です。せっかくなので建物の前まで行ってみたいと思います。

美術館の前には大きい公園があり多くのお子さんで賑わっていました。

こちらのメタリックで近代的な建物が北斎美術館。一見すると北斎とは無縁に思えるようなテイストですが何か繋がりがあるのでしょうか。

非常にそれっぽい木が美術館の前に。水墨画のような雰囲気で北斎の描く世界に入り込んだようです。

それでは再び北斎通りへ戻って進んでいきましょう。

江戸遊」という天然温泉のいわゆるスーパー銭湯的な温浴施設がありました。特徴的な建物なのですぐにわかります。お風呂でスッキリした後にスカイツリーや浅草などの観光もしやすいように、店舗前にはレンタル用の自転車も設置されていました。

大江戸線の両国駅前に到着

さて、北斎通りも終盤に差しかかってきました。都営地下鉄大江戸線の両国駅出口が見えていますね。背後に見えている大きい建物は「江戸東京博物館」で江戸の人々の暮らしにまつわる展示物を見ることができます。中でも江戸時代の日本橋を実物大で再現されたジオラマは圧巻で一見の価値ありです。両国では国技館に次ぐ人気の観光スポット。

今回は総武線の錦糸町駅から歩いてきたのでお散歩の終点も同線両国駅にしたいと思います。先ほどの信号を渡って左に進んでいきます。

総武線の高架下をくぐってすぐの路地に入ります。おや、壁面に何やら見えますね。近づいてみましょう。

非常に味のあるトリックアートがありました。川を眺める少年や姉妹と思しき姿が見えますね。哀愁のあるアートでしばし見とれてしまいました。

高架下を通って右折すると線路に沿って歩くような形になります。先ほどのようなウォールアートをしばらく楽しむことができます。

昭和を感じるレトロな雰囲気がたまりません。

総武線の両国駅に到着

総武線がちょうど両国駅に到着した模様。記念にパシャリ。

こちらは東口側。駅前の通りはこのような雰囲気となっており居酒屋さんも多くありました。お散歩ついでにちょっと一杯なんていうのも叶います。

駅前には駐輪場も用意されておりこちらに停めて両国散策をするのも良いですね。

こちらが西口のメイン駅舎になります。スカイツリーがちょこっと顔を出してますね。

今回のお散歩はこちらを終点にしたいと思います。

反響次第では一駅散歩シリーズは定番企画として続けていきたいので今後もご覧いただけると嬉しいです。それではまた次回。

本日もさんぽたびより(散歩旅日和)でした!