【上野公園最強説】東京でマイナスイオンを浴びる最高の休日

東京エリア

連日容赦ない日差しが東京のみならず日本列島を照りつけています。みなさまも熱中症には万全の対策を練ってのお散歩をされているかと思います。

無理が伴うお散歩をしていては本末転倒というものでエクササイズをする意味がありません。今現在8月の東京は危険とも言える暑さなので、適度に日陰で休憩を挟むことができるウォーキングスポットを選びましょう。

突然ですがそんな場所をお探し方に朗報を届けます。

今、上野公園が穴場です!!!

桜が咲き誇るお花見シーズンには多くの人々で園内が埋め尽くされるのが同所。テレビのニュースなどでもお馴染みの場所ですよね。とにかく人でごった返すイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

空いている時期を狙うのであれば実は今の時期がもってこい。上野動物園をはじめとしてアートと触れるにはピッタリな美術館もたくさんあるのでさまざまな感性を養うことができるのが上野公園。魅力は桜だけではありません。

今回はそんな上野公園にスポットを当ててマイナスイオンを浴びながらお散策をしてきたので当日の模様をご覧ください。

それでは上野駅前より公園を目指してお散歩スタート!

こちらは上野駅前の様子。何度訪れても風格を感じるのは私だけでしょうか。

そんな東京を代表する駅のひとつを抜けたら右方面へと進みます。ちなみに左へ進んでいくと浅草やスカイツリー方へと歩いていくことも可能です。ただし今の時期は暑さに体力を奪われてしまうことは明白なので観光で訪れる際は銀座線か都バスを利用されることを強くオススメします。

グーグルマップで見ると近く感じますが歩くとかなり距離があります。

あらためて、上野駅を出て右方面へと歩いてきました。このような横断歩道があるので渡っていきます。そして左へ曲がります。

ちなみに目の前のガラス張りのビルはUENO3153というグルメを楽しむことができる施設のようですね。ペッパーランチというリーズナブルなご馳走から高級焼肉店の代名詞である叙々苑まで幅広くレストランが揃っているのでこちらでお腹を満たしてから上野公園へお散歩に繰り出すのもいいかもしれません。

先ほどの横断歩道を渡り左方向へ進んでいると京成上野駅の出口が現れました。

今回はまだ先へ進んでいきます。相も変わらずノープランなお散歩をお届けしたいので気ままにがお約束。それがある種当サイトのコンセプトなので私自身も譲りたくないポイント。いかに心地よい時間を過ごせるかどうかがお散歩には重要なのであくまでも自分の時間を過ごします。

左の路地を入っていくと上野を代表するスポットであるアメ横があります。年末はお正月に向けた買い出しなどで特に活気が出ることで有名ですね。アメ横側もいずれお散歩してみたいと思いますが今回の主役は右側になります。

そうこうしているうちに上野公園の入口までやってきました。今回はここから上野公園散歩をスタートさせたいと思います!

私が訪れた7月下旬はうえの夏まつりが開催されておりこんなにも立派な提灯が園内入ってすぐのところにありました。

さて、東京森林浴大会?の幕開けです。この日は30°以上気温が上がっていたのですが木陰に入ると心地良い風が吹いています。気の赴くままに進んでいきたいと思います。

五條天神社

左には五條天神社がありました。医薬祖神を主神とされている神社のようで、私は正直神仏には疎くて調べてみました。なんと、日本に医薬を広めた神様だそうです!ほえ〜。

大噴水がある大きな広場に出てきました。このあたりがちょうど上野公園の中心地になります。十字路になりますがひとまず左へ曲がってみましょうか。

上野動物園

上野動物園の入口の様子。平日ということもあり穏やかな昼下がりであくびが出るような時が流れます。

ふとそばに目を向けるとこんなにもかわいらしいパンダちゃんのポストが。上野ならではですね。

東京都美術館

上野動物園のさらに先へ進むと現れるのが東京都美術館です。この日は休館日だったのでシーンとしています。訪れる予定がある場合は公式サイトをチェックしましょう。

さて、引き返して噴水のある広場へと戻りましょうか。

広場まで戻ってきました。噴水は大きな水しぶきをあげていました。本当に心地良い風があたりを包み込んでくれます。めっちゃ気持ちいいです。

ちなみに広場のすぐそばにはこんなにもオシャレなスタバがあります。

東京国立博物館

噴水の奥にドンと構える存在感抜群な建物は東京国立博物館

このあたりで位置を確認。左方面は言わずと知れた東京藝術大学があり、右に進むと上野駅。左方面はアートに触れるには絶好のルートなのですが、今回は上野公園散歩なので右に行ってみましょう。

左のルートは猫ちゃんと戯れることができる谷中があるのでいつか記事内で紹介しますね。

国立科学博物館

またまた雰囲気のある建物が見えてきました。こちらは国立化学博物館。

歴史を感じる建物のすぐ横に巨大なシロナガスクジラのオブジェがありました。こんなにも大きな生物が世の中に存在すると思うだけでワクワクが止まりません。いつか本物とお会いしたいなぁ。

博物館の常設展も見逃せませんが特別展も要チェック。2022年8月現在は化石ハンター展が開催中。夏休みも残りわずかですがご家族揃ってこの夏最後の探検に出かけてみるのもおすすめです。

さて、科学博物館の前を通過して道なりに進んできました。

国立西洋美術館

左手には国立西洋美術館。

かの有名なロダン作「考える人」像の後ろ姿。今日も何かを考えています。苦悶や葛藤が背中からも感じとることができます。

ちなみに私は極力何も考えたくない人。行き当たりばったりが好きなので直感を大事にしながらお散歩を続けます。難しく考える必要ないじゃないの。

考えない人はそのまま進んでいきます。ゴリゴリに日差しが差し込んでいますがご了承ください。

正岡子規記念球場

続いて現れたのは正岡子規記念球場。草野球を行える球場で利用する際は予約が必要とのこと。

ところでどうして正岡子規なのでしょう。調べてみたところなんと「なんて日だ!」の名作で有名な俳人・小峠さん…いや、正岡子規さんがこの場所で野球を嗜んでいたそう。しかもまだ日本にそれほど野球という存在が浸透していない明治初期(1886年頃)だったそうですよ。

近隣の美術館が休館日だったということもあり公園内は空いており自然を独占状態で贅沢な時を過ごします。気持ちいいぜ。

上野の森美術館

ご多分に漏れずこちらも休館日ではありましたが一応前を通過します。

おや、あの後ろ姿は。先ほど出会った哀感漂う「考える人」とは違う何か勇ましいオーラを感じます。

西郷隆盛銅像

デ、デケェ…

かっこよすです。上野を象徴するランドマークとも言えるこちらの像はマストで拝みたいところ。

驚くべきは身長が370cmだそう。幕末の武士の中でもトップクラスに大きかったのではないでしょうか。すみません、こちらの像の身長です。

寛永寺

西郷さんを後にしてなんとなくUターン。すると程なくして寛永寺に到着。こちらはおよそ400年も前に建てられたお寺。

境内も歴史を感じることができます。お邪魔しました。そして良い気をありがとうございます。

そして再三申し上げておりますがマイナスイオン浴び放題。もちろん無料でね。

スタート時にも通ってきた場所までやってきました。不忍池の方へと行ってみたいと思います。

このような雰囲気のある坂道を下っていきます。

お散歩をスタートした際にも通ってきた五條天神社の鳥居があったのでこちらが正門でしょうか。

私も切に願います。当たり前の日常が少しでも早く戻りますように。

坂道を下ると目の前には西郷さんに並ぶ上野のシンボルが見えてきます。

不忍池

一面に蓮の花々たちが広がります。

異世界に迷い込んだような景色が眼前に。筆者自身、自慢ではありませんが東京であればさまざまな場所を訪れています。そんな経験の中でも不忍池は群を抜いて自然を感じることができます。

参道があったので通ってみましょう。

弁天堂

こちらは金運上昇のご利益があることで有名だそう。また、音楽・芸能や長寿などにもご利益をいただけるようでさまざまな人々から信仰をされているお寺のようです。ちなみに本堂は不忍池のちょうど中央部に鎮座しています。

参道にはこんなにもエモい出店の姿が。炎天下の中で頬ばるかき氷って最高ですよね。

蓮池含む不忍池の周囲は約2kmなのでちょっとお散歩するには最適のスポットなのではないでしょうか。道中いたる場所にベンチが設置されているので疲れてもひと休みすることができるので安心です。

不忍通り側から上野公園をあとに

上野公園を出て不忍通りを左方面に10mほど歩くとスタート時の中央通りと戻ってきました。せっかくなので公園入口まで戻りましょうか。マツキヨがあるこちらの角をさらに左へ曲がってしばらく進みます。

スタート時の入口まで戻ってまいりました。今回の上野公園マイナスイオン散歩はここまでにしたいと思います。

ということで上野公園を超満喫してきました!

今回紹介したスポット以外にも見どころがたくさんあるのが上野公園。噛めば噛むほどに味が出てくるスルメのような公園で訪れる度に新たな魅力を発見します。

そして東京都内屈指のお花見スポットとして有名ですが、桜のシーズン外であっても動物園・数々の美術館が存在するので十分に楽しめます。また、たとえお金を使わなくても自然豊かな園内は歩いているだけで心身ともにリフレッシュできるのでアメ横を訪れた際のついでにふらっと訪問もおすすめです。

本日も散歩旅日和(さんぽたびより)でした!