スカイツリーの下で涼しく過ごす!この夏はコスパ◎のすみだ水族館へ

東京エリア

突然ですが、東京都内の水族館というとみなさまはどちらを想像しますか。葛西臨海水族園・サンシャイン水族館・しながわ水族館などを思い浮かべる方が多いのでは。

実は東京観光ではお馴染みのランドマークであるスカイツリーにも水族館が存在することをご存知でしょうか。

私自身もかねてから訪れてみたいと考えていながらもタイミングを逃していたスポット。この度、スカイツリータウンのお膝元にある商業施設ソラマチに用事があったので、思いきって水族館も訪問してみました。

当日の模様を今回もゆるっとレポートさせていただきます。さっそくご覧ください。

すみだ水族館を目指してとうきょうスカイツリー駅前からお散歩スタート

今回は東武スカイツリーラインとうきょうスカイツリー駅前よりお散歩をスタートしたいと思います。

当サイトさんぽたびよりではもはやお馴染みの駅となりつつありますこちら『とうきょうスカイツリー』駅

ウィンターシーズンにはソラマチのイルミネーションが話題だったので過去に訪れています。その際の様子はこちらで記事で。

こちらも以前の記事内にて紹介していますが、とうきょうスカイツリー駅前ではマスコットキャラクターであるソラカラちゃん・テッペンペン・スコブルブルの御三家がお出迎えしてくれます。

記念撮影スポットとしては定番なのでまずはこちらで…

ハイチーズ!!!とやりましょう。

それではソラカラちゃんたちの横に見えているエスカレーターですみだ水族館のあるフロアを目指します。

とりあえず4階のスカイアリーナを目指してエスカレーターを登っていきますよ〜。エレベーターも付近にあるのでお子さま連れでベビーカーなど押していたりする場合はこちらを利用しましょう。

念願のすみだ水族館に到着!

4階スカイアリーナへと到着したら左方向に50mほど歩けばあっという間に水族館のエントランスへと辿り着きます。ここまでは幾度となく訪れたことがあるのですが、エスカレーターを上がった先にどんな光景が広がっているのかは未知の世界なのですでにワクワクが止まりません。

そしてエレベーターを上がるとこんなにも素晴らしい眺望が待っていました。5階にあたる場所ながら見晴らしが抜群で浅草方面を眺めてみるとアサヒビール本社が見えました。ご存知の方も多いと思いますがいつ見てもアイキャッチーなビルなので非常に目立ちますよね。

知らないよという方はどれがアサヒビールの建物なのか探してみてください。

ヒント(というか答え):ビールジョッキを意識したデザイン

さてさて、本題がそれてしまいましたがあっという間にすみだ水族館のエントランスまでやってきました。

さっそく入館をさせていただきます。本当に長年来たかったところなので感無量です。

館内へ入るとすぐのところにこんなにドンと目立つメッセージが。

「10年分のハッピーニュース展開催」と大きな見出しが出ており本文を読んでみるとどうやら2012年にスカイツリーが誕生して2022年現在で10周年を迎えたようです。あれからもう10年も経つんですね。いろいろな思い出があるなぁなんてこんな場所でしんみりと過去に浸ります。

エントランス部の左奥に券売機があるので事前にチケットを購入していない私はこちらで購入させていただきます。

お支払い方法は現金・クレジットカード・電子マネーから選べるようです。

ちなみに料金は以下の通り。

一般料金年間パスポート
大人2,300円4,600円
高校生1,700円3,400円
中・小学生1,100円2,200円
幼児(3歳以上)700円1,400円
すみだ水族館公式サイトより

大人の一般料金が2300円で年間パスポートが4600円ということは…1年間のうちに2回以上訪れることがあれば年パスの方が断然お得ということになりますね。

ちなみに私は記事を書いている今になって年パスを購入すればよかったと少々後悔しています。東京都内近郊にお住まいの方は購入を検討してみるのもおすすめです。

チケットをスタッフの方へ提示して入館するとすぐのところにこのような階段があり登るといよいよお待ちかねのすみだ水族館の本番。

なんだかすでに海の中にいるかのような幻想的な雰囲気に包まれています。心地良いゆらゆらした照明の感じが個人的にストライク。

「すみだ水族館は、決まった順路はありません。」との看板が立っていました。

入口から出口までの一方通行ではなく公園のように各々が自由な過ごし方ができる自由導線を採用しているとのことです。公園のように水族館を楽しむという発想が独創的で惹かれます。

まずは自然水景と名付けられた水槽がお出迎え。何気なく呼吸をしている我々ですが酸素がなければ生活することができません。当たり前という美しさを魅せてくれる素晴らしいコンセプトのもとに展示がされています。

水槽内の一部をご紹介。まるでこの世の果てかと思ってしまうほどに息を飲む演出がされていました。美しくも自然に水の世界が表現されています。この他にもたくさん自然水景の展示があるのであとはぜひみなさんの目で。

お次はクラゲコーナーへとやってきました。

志向を凝らしたライティングによって照らされるクラゲたちの姿を観察することができます。

このゆらゆらと自由に漂う浮遊感がたまりません。ダークな照明も絶妙に雰囲気とマッチしていてまるで深海にいるかのような錯覚を起こします。

気持ちよさそうに泳ぐクラゲたちの姿にただただ癒やされます。

海の中で遭遇してしまうと厄介者ですがこんな感じでスポットライトを浴びれば美人さんになることを発見しました。

まだまだクラゲゾーンは続きます。お次はどうやら大量のクラゲを上から眺めることができるコーナーのようです。巨大な水槽に沿うようにしてスローブがあるので進んでみます。

すると足元に無数のクラゲたちが。プカプカと気持ち良さそうに散歩しています。

コンセプトが徹底されたライティングのおかげで特有のグロテスクさは一切感じないので、クラゲが苦手な方でも抵抗なく楽しむことができるでしょう。

クラゲゾーンを抜けてそのまま道なりに進んでみました。

右側にはたくさんの水槽がありあらゆる海洋生物たちの生態を観察することができます。

ふと左側に目を向けるとなにやらとても大きな水槽の姿が。

これは一体どなたのプールでしょうか。答えは下へ降りてからのお楽しみ。

こんなスペースがありました。すみだ水族館にまつわるニュースがそこかしこに展示してあります。気になるトピックはたくさんありますが中でも私の目を引いたのが…

「チンアナゴの日 制定」の文字

同館にはたくさんの人気者がいますがその中でもトップクラスの存在がチンアナゴということは訪れる以前より存じ上げておりました。しかしチンアナゴの日ってなんだろう。近づいてみます。

なるほど。チンアナゴって細長いイメージありますよね。そんなルックスが数字の1に似ているということですみだ水族館が11月11日をチンアナゴの日にしようと思い立ち、日本記念日教会に申請したところ見事制定されたと記述があります。ぜひとも国民の休日にしていただきたいです。

そんな夢想に耽りながら歩いているとついに遭遇!!!

ニョキニョキと砂から顔を出して周りの様子を伺う姿がなんとも愛らしいチンアナゴ。あぁ、永遠に見ていられる。飽きません。

なんてつぶらな目をしているのだろう。そして何を考えているのかなぁ。

付近にはこんな幻想的な撮影スポットも。

スクリーンにクラゲがふわふわと映写されていて自分の影と一緒に写真を撮ることができます。

ご覧の通りにシャレオツでフォトジェニックな仕上がりになるのでインスタ映えは間違いなしです。

幻想的な光の演出が魅力的なスローブを降りて下の階へと移動していきます。

道中の水槽にもさまざまな生物たちが展示されています。世界観の作り込みは一流ファッションブランドや一流テーマパークにも引けを取りません。館内どこを歩いていても統一されている雰囲気は同館の心地よさを象徴する要素のひとつと言えるでしょう。

こちらは小笠原大水槽と名付けられたコーナー。小笠原諸島の世界自然遺産を感じることができ、透き通るような海の雰囲気まで細かく再現された水槽内にはエイやシロワニが泳いでいました。なんと約450もの生物たちがこの中にいるみたいなので数える体力のある方は試してみては。

ベンチもたくさん設置されているのでこの付近でひと休みすることを個人的にはおすすめします。

小笠原大水槽のちょっと先にはペンギンカフェというフード系のショップがありました。

海の生き物たちにちなんだ変わり種メニューがたくさんあり、これからの時期はアイスなど購入して火照った身体をクールダウンさせたいところ。

ちなみに近くのベンチで食べることができるのでお好みの生物を観察しながら美味しい軽食をいただくことができます。

道なりに進んで行くと現れるのが金魚コーナー。赤く輝く身体からひと目で判断することができますね。

下町の縁日を彷彿させるようなエモい演出が絶妙にマッチしています。日本の和を感じることができるのでこれから徐々に増加が見込める外国人観光客のハートもがっちりと掴めそう。

もちろん実際に泳ぐ金魚も見ることができます。画像では一部のみご紹介になりますが種類豊富な金魚たちがいましたよ。こちらの一角は縁日風の雰囲気ですがすくうことはできません。

そして金魚コーナーをあとにするとお待ちかねのペンギンコーナーが。チンアナゴに並んですみだ水族館のアイドル的な存在なのではないでしょうか。そしてこんな感じで圧巻の相関図が展示されていました。推しペンが見つかるかも。

ペンギンの水槽付近には椅子もあるのでゆっくり腰かけながら癒やされることができます。

動きが速すぎてなかなか写真に収めることができずかなり格闘した結果の一枚になります。元気いっぱいに泳ぎ回る姿は見ているだけで気持ちが良いです。私もこんなに早く泳げるようになりたいなぁ。

ペンギンの水槽に沿うようにして上下階を行き来できるスローブがあるのですが、中二階的な場所にはオットセイもいましたよ。なんとも愛らしいです。

出口付近にはコスパが良い理由を説明する看板がありました。水族館側も年パス推しみたいですね。都内近郊にお住まいの方はぜひ訪れる前に検討してみましょう。

一通り館内を見学してお散歩も大満足なので、名残惜しい気もしますがそろそろ帰りたいと思います。

やっぱり年パス買えばよかったかなぁ。なんて。

おみやげコーナーにはチンアナゴやペンギンなど今回のお散歩で出会った子たちのぬいぐるみなどさまざまなものが販売されていました。大人も見入ってしまうのでついついお母さんお父さんの財布の紐も緩んでしまうかも。

外へ出るとドーンとスカイツリーがそびえ立っています。なんと高さは634mなので真下まで来ると大きさに圧倒されますよ。

夏休みの予定がまだ決まってなければぜひすみだ水族館へ

今回のお散歩スポットはスカイツリーのほぼ真下に位置するすみだ水族館でした。

館内の魅力が伝わりましたでしょうか。都内にいることを忘れてしまうような魚たちに出会える点はもちろんのこと、館内全体でこだわっているであろうドラマティックで幻想的な光の演出も見逃せません。全体的におしゃれな雰囲気なので大人のデートにも最適です。

そんな訳で一度行くと虜になってしまうことはほぼ確実なので、何度も申し上げておりますがお得すぎる年パスの検討をおすすめします。おでかけ前に家族や友人などと相談してみてくださいね。私も未だに検討中です。

本日もさんぽたびより(散歩旅日和)でした!

注意:今回のお散歩情報は2022年4月中旬時点のものになります。現在展示されている内容などは変更されている可能性がある為、詳細はすみだ水族館までお問い合わせくださいませ。